日刊ユニヴァティーチャーズ

Diary

産前産後ヨガクラスまとめ

2013.07.11 Thu 日刊ユニヴァティーチャーズ

産休に入って3週間が過ぎました。

妊娠37週目に入っていつ産んでもいいよという時期ですが、まだ何かと準備ができてなく、早く出てこないでね、という状態です。第一子(みいこ)の時も同じようにブログに書いた気がします。。。

さて、ずいぶん遅くなりましたが忘れないうちに産前産後ヨガクラスについて、ここにまとめます。

今回は、『産後』をメインにしました。みなさんと話していても実感しましたが、私を含めて、産んだ後の知識のほうがあまりにも少なかったのです。妊娠して安産!をゴールのように感じていましたが、力を注がなくてはいけないのは、実は産後なのです。産後は意識してカラダを戻していかないといけません。

産後の肥立ちは大切、産後無理をすると更年期に影響する、など聞いたことはあるけど、どうしてなのか具体的に医学的に意味はよくわからない。インターネットで検索しても、個人的な感想や経験〜海外では出産翌日か翌々日には退院〜昔はそうだった〜的なものばかり。カラダの原理について書いてあるもの、医学的なものはなかなか見つからない。横になっておいた方が良い、子宮が下がる、とあっても本質的な意味がわからないと、産後は赤ちゃんのお世話で忙しく横になっていられない。。。

私自身の実感としては、産んだ直後のカラダの変化に本当に驚きました。見た目は元気で体力もあり、健康な状態でした。だけど、カラダの内は自分のものと思えない程バラバラで、寝返りうつだけで内蔵が移動している。カラダ内に空洞ができて、骨や内蔵は大移動して呆然としました。そんななか『縦の重力が骨盤に良くない』ことは聞いていたので、なるべく安静に横になろうとしました。意識したのはそれくらい。ありえない程のカラダの変化に、全く知識が足りずに焦ったことを今も覚えています。

何が良くて、何が悪いのか。

産後のカラダはどんな状態なのか。産後直後〜1週間から1ヶ月、それ以降の変化。

何をするべきで、何をしてはいけないのか。

カラダを動かすタイミングは?日常生活でできること。気をつけること。多少は努力が必要なこと。 今と昔(伝統文化社会)の考え方の変化、海外の産後事情。

そんなことをあれこれとお話しました。そして、簡単だけど大事な呼吸とポーズ。自宅でいつでもできる5つの動きを個人のカラダにあわせたパターンをさぐりながら練習しました。

骨盤底筋や内腿をゆるめたままのエクササイズや運動はさらに骨盤やお尻を開いていく可能性があります。内腿を使う動きを単純に行っても、そこを使えずにポーズだけをまねると腰や背筋が疲れたりします。動いても気持ちよくなかったり、きちんとできた実感が持てないとなかなか自宅トレーニングは長続きません。なので、地味だけどまずは呼吸を使って内側(インナーマッスル)を動かす感覚を身につけること。まずこれが1番大切です。その基本を中心に動きの練習を行いました。

個人的なことですが、今回2人目の出産で産後いかに過ごすかを実験的に試そうと思います。妊娠〜産後と1〜2年で、こんなにカラダやメンタルが急激に変化する機会はきっとないはずなので、興味深く楽しみです。全開になった骨盤を、伸びてゆるんだカラダをどうベストな状態に戻していくか。初産後時の反省点や失敗をふまえて今回試行錯誤の後、さらに パワフルに復帰できた際には、また次回WSやります!

・・・まだ産んでもいないのに次回のWS内容なんかをいろいろと考えてしまいます。やっぱり、子供を産んだお母さんが元気で健康なことがまずは1番大事ですからね。